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外山滋比古・著 『乱読のセレンディピティ』を読んだ

エンタメ

外山滋比古の『乱読のセレンディピティ』を読み終えた。

外山滋比古の本は、学生時代に祖父から『思考の整理学』を進められて読んだいらいになる。

ブログを始めようと思った時にまず、最初にしたことは文字になれるということから始めようと思い、読書を始めた。小説からビジネス本など色々なジャンルを読んでいたのだけど、ある日「こんなに乱読でいいんだろうか?」とうい不安に襲われた。

特に、決めずに色々読んでいたのである程度内容は把握できても自分の実になっているかというと少し不安で、何よりブログに大切な文章力など特についてない。

そんな時、見つけたのがこの一冊である。「思考の整理学」は学生の時に読んで知的活動とはこういう事かと学んだ経験があり、外山滋比古という著者は覚えていた。

そこで、この「乱読のセレンディピティ」という本を読んでみた。

乱読の効用について外山滋比古なりの考察が一冊にまとめれており、面白い。

また、ゆっくり読む精読との比較や日本の教育の歴史にも注目し日本人特有の読書観などとも絡めて考察しており、勉強になる。

そして、外山滋比古自身の知的好奇心の一端にも触れることができる。

「知の巨人」外山滋比古の読書術を垣間見たような本だった。

乱読のセレンディピティ【文庫電子版】 (扶桑社BOOKS文庫)

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