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移住を失敗しない為の注意点!

旅行・移住

地方移住を検討している人も多いと思います。僕も地方に移住し生活しています。

幸い、僕は地方に移住し大変ながらも充実した生活を送れていると思います。

しかし、地方移住した方の中には自分の描いていた理想の生活と違い「失敗した」と思っている人も多くいます。

今回は僕の移住の実体験から感じていること、そして地方移住を考えている方に失敗しないために僕が思う必要なことを書こうと思います。

つなやま
つなやま
僕の地方移住の体験談です。
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移住したはよいものの苦労している人も多い。

田舎でゆっくりスローライフというのはだれしも憧れるものです。

しかし、地方移住をしてもゆっくりとゆとりのある生活ができるとは限りません。

僕の周りにも都市部から移住してきた方々がいるのですが、「都市にいる時より大変かも」思っている人もいます。

なぜ、都市にいる時より大変と感じるのでしょうか?

忙しくなる理由の一つとして、地域コミニティー内での活動が多いということが上げられるでしょう。

僕が、移住した場所も世間一般から見ると十分な田舎になります。
地方の田舎は地域コミニティーが密接です。

密接している理由としては、山奥などの不便な場所に集落があったりするのでやはり助け合わないと生活していけないという歴史的な面があるかと思います。

この密接した地域コミニティーが現在進行形で続いています。そしてこの地域コミニティーは何らかの組織になっていることが多いです。

例としては「自治協議会」「集落営農組織」「地域を考える○○の会」「こども会」などなど色々あります。都市部でも似たようにこのような地域コミニティーはあると思います。

ですが、厄介なところはこの地域コミニティーに加入するというスタンスが基本という事です。

そして、加入したからには何かしらの活動が月1回や週1回と何かしらの活動があります。

そして、人が少ないということで、自分に関係がある組織に複数加入し、またその組織ごとに役(会長や副会長、会計係など)に就く場合もあります。そうなるともう忙しいです。

実際の活動自体は半年に一度くらいの組織でも月に一度は会議があったりします。

活動機会が多い組織だと週一で集まりがあったりします。

そして、何より恐ろしいのがこの組織の役が人が少ないが為に順番待ち状態になっているという点です。

「今年は○○さんが役をしてくれたから来年は○○さんね」という風に個人の意思は関係なく順番で回ってきます。

人が少ない所だとこんな感じになります。役割自体は、大したことなくても何かと気を遣う機会も増えるのでやはり大変です。

このように地域コミニティーの存在が忙しさを加速させます。

特に、子供がいる世帯のかたはやはりこのような地域コミニティーに所属する機会が増えるかと。

僕の考えだと地域でゆっくるスローライフを過ごしている方は「独身」「年配の方」が多いと思います。
昔からその地域に住んでいて友達や知り合い、事前にその地域の行事を調べ自分楽しんで参加できそうなら部活やサークル活動の感覚で楽します。

最初は気軽に移住。中古物件購入などはリスクが大きい。

古民家や中古物件を購入して移住する方も結構おられます。

実際、地方だと中古物件が100万~200万くらいで売りに出されていることもあります。

しかし、基本的に安い物件で即住める状態の物件は少ないでしょう。
中古物件を購入して移住を考えている人は絶対に物件を下見してください。

そして、持ち主にどいう状態か絶対に確認すること、そして自分でも修理・修繕が可能かしっかり検討してください。

リフォーム業者に見てもらうなどしたほうが良いです。安い物件は人が住んでいない状態で数年または数十年放置していることが多いです。

水回り関係がダメになっていたり。

電気関係が古く家全体で使える電気容量が低かったりします。購入後で気づいても自分でどうにかしないと行きません。
以下の2点は最低限確認したほうがいいです。

  • 水回り(お風呂、トイレ、キッチン、上下水道が通っているかの確認など)
  • 電気(家全体で使える容量の確認)

100万程で購入した物件でもリフォームで1000万近くかかるなどよくある話です。また、家を購入したら山がセットでついてきたや、畑がついてくる物件もあるかと思います。自分の持ち物になった土地は自分が管理しないといけなくなるのでそういった面もしっかり確認することが必要です。

住んでみないとわからないことが多く、想定外のことで移住失敗と感じる人も多くいます。

例としては、車で職場まで通うから遠くても大丈夫だと思っていても毎日のこととなると大変だと感じるようになったりします。また、近年では大雨や大雪などの災害が心配されるような場所だったりと住んでみてわかる環境が多いです。

1~2年程度は移住を検討している地域に賃貸物件で住んみることをオススメします。その地域の環境がわかるし、地域の人たちに家を探している、建てることを考えていると相談しておくと、良い条件の物件や土地を紹介してくれたりします。
地方移住する際は、いきなり家を建てたり、購入したりするのでは無くひとまず賃貸でその地域に住んでみることをオススメします

少しずつ地方に馴染み、最終的に溶け込む。

移住と同時にCafeなどをオープンするかたも多いと思いますが移住と同時に起業もなかなかオススメできません。

良くも悪くも田舎は「助け合い」の精神があり、顔の見える人に良くしてくれますが、やはりいきなり地域に来てお店を開いた人などは結構警戒されます。

1年とか半年程度でもその地域で少し働き「この地域でお店を開きたい」と話しておくとかなり協力的になります。

また、自分の起業したい分野のお店で働ければお客さんのことなどわかりマーケティングがしっかりできます。なので、移住ど同時に起業よりは、半年~1年程度、移住先の地域で働くとかなり動きやすくなり大失敗を回避できると思います。

少しずつ移住した地域に慣れていき、長く住んでいく過程でその地域の人になるような感覚で生活していくのが良いです。10年20年してその地域に溶け込むような感じの感覚くらいで移住したほうが楽しめ最終的に失敗しないです。

地方移住はかなりエネルギーを使います。しかし、必ずも良い結果になるとは限りません。失敗したとしても自分の人生の一部としまた次の出発をすればよいです。覚悟が必要だが決死の思いまでは必要ないです。

実際、いくつか田舎をまわり最終的に自分にあった地域を見つける人も多くいます。この地域は少し合わなかったから、違う地域を探そうというくらいの感じで動けるのがベストだと思います。

子供が小さいうちは自然が近い所で育てて、受験などの時期になれば進路のことを考え都市部に移るなどの選択も全然良いと思います。なので、地方移住=死ぬまで地域に住むなどの覚悟など必要なく気軽に考え移りすむくらいの感覚のほうが楽しんだ田舎暮らしができていると思います。

しかし、現在の住んでいる環境が嫌いだから移住するなどの考えだと移住はオススメしません。田舎でゆっくり生活したいや、農業や林業など田舎で働きたいなどの理想のライフスタイルに移住という選択があるだけです。

最終的には「なぜ、地方に行くのか?」という自己分析をしっかりし計画的に動けている人が地方移住で失敗してません。しかし、これは地方移住に限ったことではなく都市部で生活している人にも同じことが言えると思います。。

憧れは重要だが、現実もしっかり調べましょう。移住する原動力として憧れはすごい大きなエネルギーになるので大事です。しかし、だからこそ失敗しない為にしっかりその地域の現実もリサーチしましょう。

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